大会とかで自分を見たことがある、会ったことがある人がいるようですがそれはアバターです。
本体はたくさんの管に繋がれてバスタブみたいのでエメラルドグリーンの液体に浸されています。
この記事ではコンボレシピを覚える前にまず踏まえておくべきセオリーをかんたんに記しておきたいと思います。
バーチャファイターというゲームの性質について掘り下げた内容でもあるので、
もしかするとコンボ以外、普段の立ち回りなどにおいても組み立ての一助にもなるかもしれません。
ではさっそく。
1.コンボパーツは全て先行入力を利かせ、最速で繋いでいく
特に始動技で浮かせる空中コンボでは必須と言ってもいいでしょう。
俗に言う目押しだとかタイミング入力だとかは考慮せずともいい、むしろしてはいけません。
入力は常に前倒しで、前の技の硬直時間中に次の技の入力を済ませ、継ぎ目なく繋いでいくのが基本です。
巷にはびこるコンボレシピには「避けキャン」「ちょっと遅らせ」などという文言が幅を利かせていることが多々ありますが、
それを見かけた時点でご新規さんは回れ右です。そいつらは初心者の敵だ。
まずは最速入力で可能なレシピを完走すること。それが最も重要かつ根本的な方針です。
2.失敗はなにより確実な損
極端な話をすると同じ始動技から成功率八割の体力ゲージ半分減らせるコンボ、そして成功率九割九分の体力ゲージ三割減らせるコンボ。
この二択であれば後者を選択しましょう。
まあこれは他のゲームでも大抵同じかもしれませんが、バーチャファイターなりの理由を挙げますと、
基本コンボと限定コンボにそこまで大きなダメージ差がないがゆえのセオリーです。
経験上、コンボダメージを数字で比較して10違えばけっこうなダメージアップと言えるんですが、
だけどこの10というダメージがどのくらいかというとただのP一発分でしかないんですね。
もちろんその差が勝敗を分けることも当然あるので、より減らせる方が出来るに越したことはありません。
ただ入力難度や足位置確認など、そこに多大な労力を割くくらいならば取るべきは確実性であり、
ゲームの性質上その分のリソースを他に回した方がよっぽどいい、というお話です。
強いて言うならば限定コンボを完走すればKO出来る、という場合は大いに狙うべきだとも思いますし、
わりとよくあるそういう時のために知識としてレシピを網羅しておくことは大事かなとも思います。
3.1フレ消費はそういう入力の技として覚える
「1フレ消費」「消費無し」というテクニックがあります。
厳密に言うとこれらも最初の項で述べた内容に抵触するため出来れば切り捨てたいところなのですが、
キャラによってはどうしても避けて通れないこともあり、なので必要な箇所のみ入力の仕方ごと覚えましょう、という提案です。
とはいえ上記二つのうち「消費無し」の方はひとまず後回しにして問題ありません。重要なのは「1フレ消費」の方です。
具体例を挙げますと、
晶で「1フレ消費K+GP」という文言が出てきた場合、実際の入力方法は「66K+GP」となります。これをそのまま覚えましょう。
これも「先行入力時間内に完成させたダッシュの1フレ目をK+Gでキャンセルしている」というように説明可能な理屈もちゃんとあるのですが、
そこらへんのシステム的な話は置いといて、ただ単に1フレ消費K+GP=66K+GPと考えてしまっても構いません。
以上を踏まえて、もし自キャラのコンボリストの中に同じような記述が出てきた場合、
「実際にどういう入力をしているか」を書き手に聞き、そのままレシピの内容に置き換えてしまうのがいいでしょう。
以上、特に重要であろうことについて触れてみました。多分まだ気にしておくべきことあるな。思い出したら追記します。
まあざっくり言うと、
「システム面は後回しにして最速入力のみのレシピを覚えてひたすら反復練習しましょう」
って感じです。
今回はここまで。
次回からは具体的なレシピに。