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セイミツ静音レバーを購入したので三和静音レバーとの比較等

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GG
GG
es開始からこれまで、三和の高反発静音レバーを使用していました。
仕事の関係で深夜帯のプレイが多く、家人に迷惑をかけない為に静音をチョイスした次第。
使用当初はその静音性の高さと、そこまで悪くない操作感で満足していましたが
ここ最近段位が上がった事で、少しの不具合が非常に目立つようになりました。
その不具合が「カウンター入力」
弾くようにして入力した際、反動で逆側に入力されてしまう不具合です。
バーチャにおいては避け入力で発生しやすいです。
レバーの持ち方にもよると思いますが、自分の様な所謂ウメハラ持ちの場合は比較的発生しやすいかと。
これは通常規格のレバーでも発生しますが、
レバーに搭載されているバネの劣化と、マイクロスイッチ自体の劣化によって引き起こされる物で、個人使用の環境なら数ヶ月で起こるような物ではありません。
別に避け方向が変わるだけだし良くない?と思われる方もいるでしょうが
ベネのデスサイズ、ウルフのタメチョップ、爺の半回転中段打撃投げ、ジャンの最大タメ被ガードKK等
避け方向ミスったら終わるシーンでそんなんなったらアケコン投げたくもなりますよ。
読み負けて逆方向食らうのはいいんですけど、わかってんのに当たるんすよ。
そんなんもう、ねぇ。
はい、話を戻します。

三和の静音レバーはその性質上、マイクロスイッチが通常規格のマイクロスイッチと比べて押し力が非常に少ない作りになっています。
その為軽い力でも入力を認識してしまう。
また押し力が少ないという事は反発力も弱いという事で
よりカウンター入力が起きやすい構造になってしまっています。
レバーにはニュートラルに戻す、ニュートラルを保持する為のバネが搭載されています。
これは通常規格のレバーと比べると少し強度が高く設定されています。
しかしマイクロスイッチによる保持機能がほぼなく、バネのみでニュートラル保持する形になってしまう事もカウンター入力が発生しやすい原因と思います。

これまでバネの強度変更やピボットの交換等いくつか試しましたが
努力も虚しく改良という程の効果は得られませんでした。
バネの強度を上げるのにも限界があり
強すぎると膝起きプレイの場合アケコンがズレてしまう事も。
レバーシャフトを短くする事でストローク長を調節することも出来たでしょうがショートシャフトは短すぎる……
ボールは重くする事は出来ても軽くするのは難しく……
結果改造による調節は断念しました。

どうしようかと思い悩んでいる所、同じくレバーやボタンを製作販売しているセイミツというメーカーからも静音レバーが出ている事を思い出しました。
レトロゲー、シューターにはお馴染みですね。
最近では鉄拳のプロプレイヤーであるノビ選手のシグネチャーレバーが出た事でも話題になりました。
セイミツレバーは三和と比べて入力感が「硬い」「重い」と表現されます。
その理由がマイクロスイッチに付いている金属板です。板バネとでも言いましょうか。
(この金属板の正式名称がレバーというそうですがややこしいので板バネとか金属板と呼びます)
それがシャフトのアクチュエータ部分に常に触れており
バネだけでなく金属板でもニュートラル保持をしている構造になっています。
マイクロスイッチの他に押す力が必要になるので、硬いや重いと言ったフィーリングになるのでしょう。
静音レバーにも同じ構造が起用されている事がわかりました。
スイッチ自体は三和と同じか、違ったとしてもほぼ同じ構造の様です。
カウンター入力がスイッチの軽さにも起因しているのであれば
そのスイッチの軽さを補う板バネが搭載されているセイミツならばあるいは、と考えました。
またニュートラル保持力が高いのであればニュートラルに戻る速さも速くなります。
セイミツの良い所としてよく挙げられる特徴ですね。
詳しく調べるとシャフト、ガイド、バネに至るまで静音用に設計されており
限界まで入力感を残しつつ静音化させたとの事。
一縷の望みはありますが、それでも三和で一度失敗している身。
今回は申し訳ないがなるべく安く済ませたい為中古品を購入させて貰いました。

さてここから三和と比べながらの所感です。
まずは基板との接続に関して
三和はスイッチが5ピン基板化されており基板との接続はコネクタ接続のみの場合が多く非常に容易。
上下左右の区別の必要は殆ど無く、天板に取り付ける前に起動させてちょっと確認するだけ。
一方セイミツは5ピン基板ではなくファストン端子接続。
5ピンハーネスが別途必要です。今回買った中古はセット品でした。
ファストン端子の場合は上下左右を確認しながらの接続になるので多少手間です。
ただ、もしスイッチが故障した場合、三和は基板化されているので個別購入は不可能。
個別でスイッチを購入した場合はシュリケン等の特殊な基盤が別途必要になるので保守には多少金がかかります。
セイミツの場合はスイッチが個別なので、なんなら1個だけ買って交換とかも出来るので比較的安価に保守が可能です。
またそういった作業をする場合、三和はドライバーすら必要ありませんがセイミツはドライバーが必要になります。

次に本命、入力感について
三和静音の入力感は兎に角軽いです。
ただガイドは四角形なので軽さも相まって左右の入力感は非常に薄く
ジャイスイ打ったつもりがバーハンになってるとかよくあります。
軽さの利点としてはまず疲れない。33等の斜め入力はしやすい事が挙げられます。
おそらくスイッチの軽さに起因する事ですが、通常よりストロークは長めに感じます。
測った訳ではないので感覚ですが。
向かい風の道と風の無い道、どちらが長く感じるかってのと似てるかな。

セイミツ静音の入力感は三和静音と比べるとかなり重いです。
スイッチは同系統の物なので硬さはありませんが
金属板と硬めのバネ、そして三和よりも若干短く感じるシャフトによるショートストローク化が合わさった重さ。
シャフトが短ければストローク時に使う力も増えますからね。
またガイドは四角形でも丸でも無く変則四角形という特殊な物。
これはノビレバーのスタンダードモデルにも搭載されている新規格ですね。
これがまあ素晴らしいんですよ。
スイッチを押す感覚は無いのに左右の入力感がはっきりしている。
三和にも八角形ガイドは存在しているんですがストロークが変わって斜めが弱く感じるんです。
これは斜めのフィーリングはそのままに左右のフィーリングを強化している。
上下左右が少しだけ凹んでいるんですがこの凹みが絶妙なんでしょうね。
このセイミツ静音の入力感を三和静音で再現しようとするなら
硬バネ、八角形ガイド、大経アクチュエータ、自作ショートシャフトあたりは必要になるでしょうね。
短板バネ搭載静音スイッチでもあって更にそれがシュリケンに対応してるなら話は別ですが。
因みに探してはみましたが俺は見つけられませんでした。
あった所で多分セイミツ静音買った方が安いでしょう。
ただまあ金額を気にしないのであれば、三和レバーのパーツは公式非公式問わずほぼ全ての三和レバーで併用可能です。
セイミツは品番によってシャフト経やらなんやら微妙に変わるので併用不可だったりします。
なんでまあ三和静音じゃなくても良くなったーってなってもパーツ自体は流用出来るのでそれも三和の利点かな。

総評です
個人的にはセイミツ静音が圧倒的に優れていると感じます。
入力感、パーツの剛性、保守性の高さも勿論ですが
何より操作の正確さがとても高い。これにつきます。
三和静音は軽さを利点と感じる人、カスタマイズ性に富む物が良いという人にはセイミツ静音より合うと思います。
値段もセイミツ静音の方が安いです。レバー+ハーネスセットは公式BASEで購入すると送料無料で5千円切ります。
ただレバー+ハーネスセット「のみ」での購入に限る様です。
ボールやシャフトも一緒に買うと多分普通に送料かかります。
三和静音は普通に買って5千円超えます。数百円の差ではありますが。

長々と書きましたが、兎に角セイミツ静音レバーには感動しました。
1時間程ランクマを回しましたがカウンター入力は起こらず。
ただやはりシャフトが短く感じるのと、重さによる疲労がありますね。
重さは三和に慣れてしまったが故だと思うのでそのうち適応するでしょうが
シャフトが短いのはどうもこう……難しい。
交換用の長めシャフトが売られているのでポチッて使ってみます。
ではまた。
更新日時:2021/11/05 05:46
(作成日時:2021/11/05 05:25)
カテゴリ
日記
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