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公式発表を受けて所感

by
【帝】是 藤【撃】
【帝】是 藤【撃】
個人的な所感文となっています。
結構長いので、興味のある方のみどうぞ。



TGS2020での『VirtuaFighter×eSports』発表から1年弱、
ようやくSEGA公式から作品について語られました。

『バーチャファイター』という作品について、また今作について、
個人的な意見を述べてみたいと思います。

さて、2021.5/27に正式に内容が発表された『VirtuaFighter×eSports』、
「VF5FSをベースとしたeSportsエディション」という形となり、
新作と呼ぶには「ん??」と思う方も居るかもしれません。
しかし、玄人には玄人の、素人には素人の楽しみ方が出来る
現状のVF5FSは、ある意味「仕上がっている」タイトルなのです。
だからこそ、SEGAもこれ以上出来る事が無くて、
これまでの間放置してしまったのです。

じゃあ今回のタイトルは何なのか。
2015年度末にVF5FSverAの稼動が終了してから6年。
上層部のやり込みは既に限界の域に達しています。
なのに今、全く同じVF5FSを再リリースする意味とは。



個人的な解釈としては、
「半永久的にプレイし続けられるソフトを目指す」
だと思います。



初代バーチャファイターの稼動開始から約30年の時間を経て、
「これこそが最終進化形のバーチャファイターだ!」
というタイトル、『VF5FS』に行き着いた。
今、まさに競技スポーツとしての「ルールブック」が完成した
という認識ではないのか。
ならば、今度はこのゲームを世界に推し広め、
『バーチャファイター』という競技に参加してくれるプレイヤーを
全世界から募る段階ではないか。

日本国内の熟練者には「10年やってきた」VF5FSでも、
世界中にはまだプレイした事の無い人たちが何億人と居る。
いや、国内でも「名前は聞いた事あるけどやった事無い」人は多いだろう。
そんな人たちに『バーチャファイタースポーツ』としてVF5FSを触って貰い、
プレイヤー層を増やし、裾野の拡大を図ると共に、その頂点にも
価値・重みを出そうとしているのでは無いだろうか。


※ゲームとしての新作(ナンバリングタイトル「6」など)を否定するワケでは無いです。
 出すのであれば出して欲しいが、それは本作『VirtuaFighter×eSports』とは
 全く別路線であってほしい。
 本作が「スポーツ」を名乗る以上、そのルールとなる基本システムについては
 今作が最終段階であるべきだと信じている。今後アップデート予定のないタイトルだからこそ、
 「未来永劫ルールが変わらない」スポーツたる必要があると思う。
作成日時:2021/05/28 12:24
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